人気ブログランキング | 話題のタグを見る

【作用、反作用】

(長文ご免なすって)

なぜ思うような選挙結果にならなかったか?それは権力を持つ人たち以上の力を我々が持てなかったから。共闘の大義や魅力を広い国民に浸透させることができず、仲間の輪を広げることが出来なかったからだ
【作用、反作用】_a0264677_10210470.jpg

2009年の民主党への政権交代のときはマニュフェストが大々的にとりあげられ、争点となり、自民党の受け皿になって3000万人近い人が投票した。いま思えばこのときのマニュフェストは国民生活の利益にかなう画期的なものではあったが、財界やアメリカという日本の支配者にとってはそれほどの「痛手」にはならないものが多かったように思う
【作用、反作用】_a0264677_10222426.jpg


ところが今度の市民と野党4党の20項目にわたる共通政策はどうだろう。消費減税、原発ゼロ、石炭火力の脱却、辺野古中止、日米地位協定見直し…これはまさに権力の正面に切り込む内容。しかも09年と違うのは共産党が共闘し、選挙区の3分の2で候補者を1本化している。つまり権力を持つものたちを追い込んだのだと思う

【作用、反作用】_a0264677_10235813.jpg

テレビ報道は政権党とはいえ自民党内の総裁選より40%も少なくし、極力争点は明らかにしない。当然「共通政策」や政権合意を知る有権者は少ない

共闘への激しい攻撃もその1つ。「野合だ」「共産主義から自由を守れ」と解散直後から政権党の幹事長がテレビで叫び、政見放送でも街頭演説でも徹頭徹尾それだった(与党に語るべき政策、ウリがないのもある)
【作用、反作用】_a0264677_10264207.jpg
つまり権力側を本気にさせてしまったのだ。それを乗り越えるための努力も工夫も時間もそもそもの力も足りなかったというのが率直な受け止めである

ともあれ解散直後から反共演説をぶちまけた現職の幹事長はじめ数々の閣僚を落選に追い込み、4割近い選挙区で野党共闘が勝つか1万票以内の僅差に追い込んだところに共闘の威力、この道しか政治を変える道がないことを示している

また野党共闘への期待は思っている以上に大きい。前回2017年と獲得議席を比べてみると、共闘した4野党(立憲、共産、社民、れいわ)は69→110議席と大きく前進しているのに対して、共闘を分断あるいは与しなかった党は61(希望と維新)→52議席(維新と国民)と減っている。そして「勝った」印象の自民党は23議席減らしているのだ。

共産党、立憲民主党、社民党、れいわ新選組に投票した約2千万人の皆さんはこの結果に怒り、暗澹たる気持ちになっている。そして「次こそは」と以前よりつよい気持で前を向いて歩きだしている

さらに自公でも野党共闘の勢力でもない、維新や国民に投票した約1千万の皆さんも現状をよしとしない人々であり、共闘の魅力が伝われば動向は変わるだろう。ちなみに維新はやはり民主党に逆風が吹いた前々回も同じ41議席をとっている。改憲や新自由主義の極右を積極的に選んだとは見れない

より投票にいかなかった4千数百万人の皆さんにそこが伝わればどうだろう
【作用、反作用】_a0264677_10264564.jpg

自分も候補者として「4つのチェンジ」(①新自由主義からの脱却②ジェンダー平等③気候危機打開④憲法を生かす政治、外交)を訴えたが手応えはものすごいものだった。これは単なる票集めのスローガンなんかではない。どれも日本社会、人類の危機的問題であり、これに基づいた社会運動、青年や学生の中での運動をもっともっと大きくしていく必要がある。そしてそれこそが政権交代への国民的機運を広げる力になる。結果として改憲勢力が3分の2を得たことを踏まえて早速、維新がその先導役を果たそうとしていることはピンチであると同時に、憲法を学び、守る運動を広げ、国民の手で憲法にもとづく政治や社会を作っていくチャンスでもある

そしてこの運動を通じて、山ほど共産党や民青や後援会の仲間を増やすことこそ、すべてのカナメだ。枝野氏の辞任、国民民主の動きなどを受けて野党共闘は新たな局面を迎えている。これを前向きに打開するためにも共産党の頑張りどころだ。そして悔しい比例での後退を克服する最大のカギも、仲間やスタッフを増やすことにある
【作用、反作用】_a0264677_10491294.jpg
共産党全体は比例2議席減という大変残念かつ力不足の結果だった。ただ東京ブロックは全国で唯一前回より得票を増やしている(ちなみにわが東京3区が最も増えた選挙区と自分を慰めている)。これは偶然なのか、それとも理由があるのかきちんと見なければならない。私は7月の都議選での躍進、昨年の都知事選以来、わが党がリードして野党共闘を深め、有権者へアピールしてきたという点が大きかったのではないかと考えている。これも次にいかす好材料だ。

今回支えてくださった皆さん、ご支援いただき皆さんに、私自身の力不足をお詫びするとともに感謝と捲土重来の決意をこの場で表明します。ありがとうございました
【作用、反作用】_a0264677_10205451.jpg

by kouzai2007 | 2021-11-07 10:29 | 活動報告

日本共産党品川地区委員長(衆院東京3区予定候補)が共産党を丸ごと知ってほしくて書いてます


by 香西かつ介
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31