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オレは自由を求めて日本共産党に入った(天安門から30年)

1989年6月4日
あれは中2の時だった

自由をもとめて立ち上がった学生らを
政府、中国共産党が戦車を出し、銃をむけ
大勢の人々を殺した(死傷者1万人以上といわれる)
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共産党の区議だった祖父の影響で(https://zaian7.exblog.jp/237977042/
共産党は弱いものの味方
スーパーマンと思っていたオレには
あまりにヤバイニュース…

それまで信じていたものが
すべて崩壊した瞬間だった
しばらく世の中が信じられなかった

でも、その年にもう一つの大きな出来事
大好きだった叔母が、突然脳腫瘍で亡くなったのだ

叔母は広島で被爆していた
核兵器とか、戦争とか、すごく真剣に考えたよ
なんてタイトルか思い出せないけど
日本や世界の反戦運動のことを書いていた本で
小林多喜二、山本宣治、宮本顕治…って人たちを知った

目からウロコっていうか、すごく感動した。
戦前の日本といえば天皇は神で絶対だった

「国民」という概念はなく「臣民」
つまり天皇以外は天皇の家来だった
学校では天皇、国家のために命を捧げることが
美徳であると教えこまれた

戦争に反対することはもちろん
天皇が絶対の世の中に疑問を投げかけることすら許されない。その世の中を変えようと考えたら、死刑または無期懲役だ

好きな歌さえ歌えない
敵国の文化には触れられないんだ

そんな時代に平和と自由と民主主義のために
戦前の共産党が
命がけでたたかったことを知った

作家として、虐げられた人の生活
それをなんとか変えようと必死に生きる人々の姿を描いて世に投げかけた

多喜二たちは未来を見通していた
そして何より天皇絶対の暗黒社会から
自由を求めていたのだろう

「自分も未来に誇れる生き方がしたい」と
オレも18歳で入党を決めた

天安門事件の時もこんな談話や声明を出していたことも
後から知ったのだったな…
オレは自由を求めて日本共産党に入った(天安門から30年)_a0264677_23240090.jpeg

いわば中国政府にむけて自由を求めて立ち上がったあの学生こそ戦前の日本の共産党員だったんだ

いまの日本国憲法には、もちろん臣民ではなく国民とある

主権者は国民だ。日本が進むべき道を決めるのは政治家でも天皇でもなく国民なのだ

しかも国民の幸せのために国家は存在するのであって
国民が国家のために存在しているのではない

その国民が人として何より尊重されるための権利も定められている

それが破壊される戦争は禁止した。
その保障として軍隊ももたないと決めた

日本共産党の戦前のたたかいは
自由と民主主義と平和な未来と
人間の尊厳を守るためための
たたかいだったんだ

現在、そんな憲法をもつことはてきたが
その精神を現実にするどころか、
戦前に逆戻りさせようとする勢力が
権力を握っている

あらためて未来に誇るために
戦前の多喜二たちが自由と民主主義のために
命がけでたたかったように
共産党員として
国民のみなさんとともにたたかうときだと思う

そのたたかいの先の近い未来には
憲法で謳っている、個人の尊厳や幸せが
何より大事にされる日本があるはずだ

ブログテーマ:愛犬の最高にかわいいショット!!
by kouzai2007 | 2019-06-03 21:54 | this is日本共産党

日本共産党品川地区委員長(衆院東京3区予定候補)が共産党を丸ごと知ってほしくて書いてます


by 香西かつ介
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