ごめんなさい
2017年 11月 07日
ツイッターの投稿によって、批判を受けています。文字数に制限はない、この場でお答えしようと思います。
「北朝鮮みたい」…私はこの投稿にそうコメントをつけてつぶやきました。
安倍政権のこうしたやり方が、独裁体制で意見することも許されない、自由を抑圧されている国を想像をしたからです。日本と北朝鮮の国のあり方を批判するつもりでした。
しかし、日本には朝鮮半島にルーツを持つみなさんがいらっしゃいます。そうしたみなさんが、ミサイル発射や核実験など、北朝鮮が暴挙をやるたびに、心無い言葉を浴びせられていることも事実です。
マイノリティが生きやすい世の中をつくることは選挙中にも訴えていたことです。今回の選挙で、自分に投票する権利がなくとも、よりよい社会を実現したいという思いから、知り合いに共産党を進めていた人もいたと聞きました。いろんな感情を乗り越えて、いっしょにたたかってくれた方に辛い思いをさせてしまいました。
ヘイトデモのカウンターに参加したときに、悔しさと恐ろしさでうろたえている在日の方もいました。そうしたことも知っていたのに、そのことをきちんと考えられなかった、自分の浅はかさを悔やんでいます。
批判をされた方に「思わず出てしまった」と弁解したことも軽率でした。その時点では「国の批判をしているのだから…」という意識から出たもので、深くは考えていませんでした。
さらに「北朝鮮にルーツを持つ人たち」と表現したことも、誤解をうんでいます。実際に母親が北朝鮮の出身の人、北朝鮮に親族がいる人を知っていて、その人たちを念頭に置いてそう言いました。
しかし、北朝鮮の蛮行をダシにして、ヘイトスピーチを浴びせられるのは北朝鮮にルーツを持つ人だけではありません。在日のみなさん全体です。
いま朝鮮籍の人は、戦前から日本にいて、戦後日本に帰化することも、韓国籍に変えることをしなかった、できなかったみなさんとその家族です。北朝鮮とは関係はありません。言葉が足らずに誤解を与えてしまいました。
結果として、軽率な比喩が、たくさんの人を傷つけてしまったことをこの場でお詫びしたいと思います。ごめんなさい。
今後も在日のみなさん、マイノリティのみなさんと、力を合わせて差別をうみだすものと、たたかいたいと思います。
by kouzai2007
| 2017-11-07 07:02