日本でめざす共産主義はワンダフル①


お久しぶりです。忙しくてなかなか更新できない…しかし、なんとこのブログがしんぶん赤旗(2017.11/26)で紹介されたんですよ!
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これからもご贔屓に!そして読んで感じたことなど教えてください


さて今回は、日本でめざす共産主義はいままで「共産主義」をなのってきたどの国もモデルになどならない、すばらしい社会であることを考えたいと思います


【市場経済を通じて社会主義へ】
前回、資本主義をリスペクトとした社会主義といいましたが、この資本主義の中で生まれた市場経済というシステムもすごいものですね。たとえば靴を例にとってみましょう。日本で1年間でどれだけの靴が必要になるか…これを市場経済ぬきで決めることができるでしょうか?人口や性別、世代構成、足のサイズの統計などをとれば、おおよその数字は出てくるかもしれませんね


しかし、どういう色の靴で、どういうデザインの靴がもとめられているか。なんてことはわかるはずないわけです。国民1人1人の好みまで把握しているコンピューターなどないもんね。開発のしようもない。ましてや「今年の流行は…」「いまサラリーマンの間ではこんな靴が…」など、傾向は日々刻々と変化するわけです


ところが、どんなコンピューターでも手に負えないこのしくみを普通にやってくれているのが市場経済です。売れ筋=みんなのニーズがこれほどよくわかるものはないでしょ


共産主義になると同じ色の靴や洋服しかなくなるとか、ましてや人民服しかなくなるなんて絶対にありえない。みんなのニーズに合った商品を、今以上に提供することが可能ですし、好きなものをお金の心配なく手に入れることができるでしょう


意外ですか?
市場経済=資本主義?

ここは誤解も多いですね。中国が市場経済に踏み切ったから「資本主義にもどった」なんていう人もいます。確かに市場経済は資本主義の基礎をなすものです。確かに否定的な影響はあります。しかし、それはもうけ第一主義で資本どうしが競争しているからこそ起きてしまう災いです。生産手段が社会化されて、1人ひとりの国民の生活を豊かにすることが目的の社会となれば、市場経済の目的もそう変わっていきます。


市場経済を通じて社会主義をつくる…元祖はロシアです


1917年、ロシアで社会主義革命が勝利。しかし、これを失敗させようという国内の反革命軍や外国の干渉軍との戦争に突入します。レーニンたちは、市場経済=資本主義という考えだから、商売はさせず、少ない穀物を農民から買い上げて、都市や軍隊に分配するという形をとっていました。これを戦時共産主義といいます。しかし、市場経済が続いていれば、農民は国家に供出するよりも市場で売ったほうがずっと儲かるわけです。


干渉戦争のときは「戦時だから仕方ない」とある程度がまんしていた農民も、戦争が終わればもう無理はききません。不平不満は全国に広がりました。この状況をうけたレーニンは「新経済政策」という大転換をおこない、市場経済の容認に踏み出します


研究に研究を重ねて、レーニンが到達した結論は、ロシアで社会主義をつくりあげてゆくためには、社会主義が市場経済という舞台で成功をおさめ、資本主義に打ち勝つ力をつけることでした。


しかし、レーニンは仲間から猛反対されたようですね。とくに古くからの共産主義者には我慢ならなかったようです。「汚い仕事をやらせるつもりか」「商売するために監獄に入ったわけじゃない」などなど、仲間を説得するレーニンの苦労はたいへんなものだったでしょう。そして、それを追及している最中に亡くなってしまうのです


いまの日本は、当時のロシアとは比べ物にならないくらい経済的に豊かです。ソ連も中国も遅れた経済状態から始まっています。高度に発達した資本主義の国、日本ではこの市場経済も豊かに発達しているわけです。これをつぶすのではなく、市場経済を通じて共産主義へ進んでいく。これは避けて通れない共産主義への道でしょう


いつだったかNHKスペシャルで、中国の北京の国営コンビニと、外資のローソンのことが報じられていました。忙しい労働者相手に、米や野菜を置いている国営コンビニは売り上げが伸びず、イートインスペースを作り、パンとコーヒーを提供するローソンは売り上げが伸びる…


こうして共産主義は鍛えられていくのだなあと感じたましたよ(もちろん何でも国営化なんて考えてませんから)。経済が発達した日本ではもっと高度に、資本主義と共産主義とが競争しあって、国民にどちらが選び取ってもらう。そういうプロセスを経ることになると考えています


(次回は浪費型の資本主義について考えてみます)









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by kouzai2007 | 2017-12-08 10:35 | 共産主義、マルクス | Trackback | Comments(0)

日本共産党品川地区委員長(衆院東京3区予定候補)が共産党を丸ごと知ってほしくて書いてます


by 香西かつ介
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